「英語は昔勉強したはずなのに、今はほとんど思い出せない」
「中学や高校では英語の成績は悪くなかったのに、単語も文法も出てこない」
「簡単な挨拶くらいはできるけれど、その先の会話になると頭が真っ白になる」
このようなお悩みを、留学カウンセリングで本当に多くの方からお聞きします。
特に40代・50代・60代の女性の方からは、次のような声をよくいただきます。
「英語をやり直したい気持ちはあるけれど、もう全部忘れてしまった気がする」
「今さら留学なんて、無理ではないでしょうか」
「文法も単語も思い出せないのに、海外へ行って大丈夫でしょうか」
学生の頃には英語を勉強していたはずなのに、いざ英語を話そうとすると言葉が出てこない。
その結果、
「自分にはもう英語は無理かもしれない」
と感じてしまう方も少なくありません。
しかし実際には、
英語を忘れてしまったわけではないことがほとんどです。多くの場合、それは 英語ができないのではなく、長い間使っていないだけなのです。
Contents
英語は忘れているのではなく「使っていないだけ」
日本の学校では、多くの人が6年以上英語を学びます。中学3年間。 高校3年間。
大学でも英語の授業を受けた方もいるでしょう。
つまり多くの人の頭の中にはある程度 英語の基礎が入っています。
しかし問題は、その後の人生で英語を使う機会がほとんどないことです。
英語を使わない生活が
10年
20年
30年
と続けば、当然ながら単語は思い出せなくなります。
文法も曖昧になります。
これは英語が苦手だからではありません。
単純に使っていないから思い出せないだけなのです。
例えば学生の頃に覚えた
・歴史の年号
・化学の公式
・数学の公式
を、今すぐ思い出せる人は多くありません。
それと同じです。
人は、使わない知識を自然と忘れてしまうものです。しかし逆に言えば、もう一度使い始めれば思い出すことができるということでもあります。

英語は「使う場面」があると自然に思い出す
日本にいると、英語を使う機会はほとんどありません。
例えば日常生活の中で
・スーパー
・銀行
・病院
・役所
・電車
・レストラン
すべてが日本語で完結します。
そのため、英語を勉強しようと思っても、
実際に使う場面がないまま終わってしまうことが多いのです。
ところが、英語圏の国で生活すると状況は大きく変わります。
例えば
・カフェで注文する
・スーパーで買い物をする
・学校で先生に質問する
・クラスメートと会話する
・道を尋ねる
・バスの乗り方を聞く
こうした日常の小さな場面すべてが英語になります。
最初は戸惑うこともあります。しかし、その中で少しずつ「こう言えばいいのか」という感覚が身についていきます。言葉というものは、必要な場面で使うことで覚えていくものなのです。
例えば、筆者がオーストラリアに留学中、通学時にバスを使っていたのですが、バスの前ドアから乗る際に乗客がドライバーに「Good Morning」や短く「Morning」と挨拶をして乗車するのを見かけました。私も他の人がやっているようにドライバーに声をかけてみました。最初のグッドモーニングは恥ずかしい気もしましたが、毎日毎日繰り返していると普通になってきました。
それから降車するときもドライバーに「Thank you!」や「Cheers」と皆声をかけて下ります。日本ではあまりバスのドライバーに「おはよう」や「ありがとう」と声をかけることは少ないけれども、留学を経験して帰国後も、私はずっと降車時には有難うと言ってます。

日本の英語教育は「試験の英語」
多くの方が経験してきた日本の英語教育は、長い間「試験のための英語」が中心でした。
例えば
・単語帳で暗記
・文法問題
・穴埋め問題
・長文読解
・赤シートで暗記
こうした勉強をした経験がある方も多いと思います。
単語は日本語の意味で覚え、
スペルを暗記し、テストの点数を取ることが目的でした。
そのため
・実際の発音が分からない
・会話でどう使うのか分からない
・英語を聞く経験が少ない
という状態になりやすいのです。
つまり
英語の「知識」はあるけれど、英語の「経験」が少ないという状態です。
オーストラリアや英語圏に留学してみると、私たちが学校で習った英単語や英語表現が、実際の生活ではあまり使われていなかったり、少し違ったニュアンスで使われていることに気づくことがあります。
例えば “How do you do?” は、学校では「初めて会った人に使う丁寧な挨拶」として習った方も多いと思います。しかし筆者が実際にオーストラリアの語学学校を視察した際には、初対面でも 「Hi! How are you?」 と気軽に声をかける人がほとんどでした。
このように、教科書で学ぶ英語と、実際に英語圏で使われている英語には少し違いがあります。だからこそ、現地で生活しながら英語を使う経験はとても大きな学びになります。日常の会話の中で自然な表現を身につけていくことが、英語力を伸ばす大きなきっかけになるのです。
また、日本で日常的に使われている英語の中には、いわゆる 「和製英語」 と呼ばれるものも多くあります。私たちは普段、テレビやニュース、新聞、雑誌、インターネットなどを通して、知らないうちにこうした言葉に触れながら生活しています。そのため、日本では当たり前のように使われている英語でも、実際に英語圏では通じなかったり、別の言い方をすることが少なくありません。
筆者も留学した時に、先生から「日本人の学生はよく「ピエロ」と言うけど違うよ、Clownだよ」と言われたのを覚えています。他にもよく使われる 「ナイーブ(naive)」 という言葉も、日本語と英語では少し意味が違うことも英語を学んでいくなかで知りました。
日本では「繊細な人」や「感受性が強い人」という意味で使われますよね。でも英語の naive は「経験が少なく物事を疑わない=世間知らず」といったニュアンスで使われることが多く、言われても全く嬉しくない単語なんです。
このように、実際に英語圏で生活してみると、こうした言葉の違いを自然に理解できるようになり、より正確で自然な英語表現を身につけることができます。
英語学習で一番大切なのは「継続」
留学を検討されている方から、渡航前の英語準備についてよく相談を受けます。
「何から始めればいいでしょうか」
「文法を全部やり直したほうがいいでしょうか」
「単語をたくさん覚えたほうがいいでしょうか」
もちろん勉強することは大切です。
しかし英語学習で一番重要なのは継続することなんです。留学に行くまでに「何をしておいたらいいのか?」という考えでの事前勉強は、実際には効果を発揮しないと思います。
短期間で大量に勉強するよりも
・少しずつ
・無理なく
・長く続ける
ことが大切です。
英語はマラソンのようなものです。一気に走るのではなく、自分のペースで長く続けること。日本にいるときにできる勉強を長く続けて、オーストラリアに行ったら沢山の実践をしながら、日本で続けてきた勉強も続けていく。
帰国した後は、オーストラリアの語学学校の授業で得た勉強法も取り入れていきながら勉強を続けていく、いかに長く英語に触れていられるか、それが上達のポイントになります。

語学学校では基礎から学ぶことができる
語学学校というと「英会話ばかりする場所」というイメージを持つ方もいます。しかし実際の授業はもっとバランスよく構成されています。
オーストラリアの語学学校では
・文法
・単語
・リーディング
・ライティング
・リスニング
・スピーキング
を、レベルに合わせて学びます。
そのため
「文法を忘れてしまった」「単語が思い出せない」という方でも全く問題ありません。
オーストラリアの語学学校では、授業は英語レベルごとにクラス分けされています。入学前や初日にレベルチェックテストが行われ、その結果をもとに、自分の英語力に合ったクラスからスタートします。
そのため、初級レベルの方でも無理なく理解できる内容から授業が始まります。一般的には、約2〜3か月ほどで1つのレベルを修了し、少しずつ次のレベルへと進んでいきます。
このように段階的に学習を進めていくため、英語に自信がない方でも安心して学ぶことができる仕組みになっています。

英語は「思い出す」言語です。
実際に英語を使い始めると、 「あ、この単語知っている」「この言い方、聞いたことがある」と感じる瞬間が必ず出てきます。
英語は、一度学んだ経験がある人ほど思い出しやすい言語です。
完全に忘れてしまったわけではなく、これまで学んできた単語や文法は、脳のどこかにしっかり残っています。
そして英語を使う環境に入ると、その記憶が少しずつ動き始めます。
日常の会話や授業の中で英語に触れていくうちに、眠っていた知識が少しずつ呼び起こされ、「あ、そうだった」と思い出す場面が増えていくのです。
英語を話すことへの抵抗がなくなる
留学を経験した多くの方が感じるのは、「完璧な英語じゃなくても通じる」ということです。
ネイティブスピーカーは、多少文法が間違っていても理解してくれます。むしろ、海外では伝えようとする姿勢のほうが大切にされます。
文法をきちんと理解していないから、単語が出てこないから、と話そうとすることを止めてしまうともっともっと英語から遠のいてしまいます。
過去形にするのを忘れたり、複数形にするのを忘れたり、日本語と違う英語を操るのは本当に大変です。でもそうした文法上のミスは、ネイティブスピーカーや学校の先生からすると言いたいことを理解してくれます。
オーストラリアの語学学校の先生達は、学生さんが間違ったことを事細かに直すことに注力を注ぎません。むしろ、学生さんがミスを恐れずに話すこと、どんどん発言させてアウトプットをすることに注力します。
英語を口に出すことへの抵抗がなくなると、 英語は一気に楽しくなります。
留学されたお客さまの殆どは、初級や初中級レベルからスタートします。筆者も留学をしたときは初中級レベルからのスタートでした。このレベルでは、ボキャブラリーも沢山出てきますし、文法の時間もあります。
長文を読むことはしません。習った文法を使って短い文章を作ったり、隣の生徒とペアワークをします。文法で教わることは、中学で習ったレベルのものです。
中級や上級レベルになれば、もう少し長目の文章を書いたり話したりすることができるようになります。ここでは、仮定法(もし~したら、もしこうしていたら・・)なども文法のクラスで学びます。
英語を話のが楽しくなるのは、授業を通して理解していくこともありますが、やっぱりクラスメートや隣に座っている学生と、ペアワークしながらお喋りをしたり、冗談を言い合ったり授業中でも笑いが起こる、和やかな雰囲気で学ぶことが一番楽しい瞬間だと思います。
文法や単語を忘れてしまった方のための留学プログラム
私たちアクティブウーマン留学センターでは、英語を忘れてしまったと感じている方のためのプログラムとして大人旅行留学1週間プログラム をご紹介しています。
このプログラムでは
・語学学校の授業
・観光
・買い物
・アクティビティ
を通して、自然に英語に触れていきます。
例えば
カフェで注文する
お店で買い物をする
バスに乗る
市場で店員さんと話す
こうした場面で実際に英語を使うことで、
言葉は自然と頭に入ってきます。
英語は何歳からでも始められる
英語は、何歳からでも始めることができます。文法を忘れてしまっていても大丈夫です。単語を思い出せなくても問題ありません。
大切なのは英語に触れることと継続することです。
英語の勉強はできるだけ「仲間」を作ることで継続しやすくなります。英会話グループレッスンもお勧めです。でも環境的に難しい時は、自分なりに継続できる目標をつくっていくといいと思います。英検やTOEICなどの過去問題集を解いてスコアを確認してみる、実際に公式試験を受けるのもお勧めです。

弊社のお客様には、70代の方で英検3級に挑戦して合格された方がいました。TOEICや英検は自己勉強においてとても役立ちます。その理由は、
何となく勉強していると目標が定まらず、ダラダラとしてしまいがちですが、半年後に試験を受けるという予定があることで、そこから逆算して参考書の何ページをやろう、練習問題をやろう、と細かな目標がどんどんできます。
そして、試験を受けてみると、リスニングができなかったな、スピーキングももうちょっと、リーディングは時間内に終わらなかったな、などなど課題も見つかります。
もし今、
「英語をもう一度やってみたい」
という気持ちが膨らんできたら、まずは小さな一歩でもいいのです、参考書を買ってみて毎日問題を解いてみたり、スマホのアプリで勉強したり、NHKラジオ/テレビ英会話の教材で勉強したり、と英語に触れる環境に身を置くことで、英語力も向上し世界は思っている以上に広がります。英語の勉強に年齢は関係ありません!
私たちは14年以上にわたり、多くの女性の留学をサポートしてきました。
「英語を忘れてしまった」
そう感じていた方が、海外で笑顔で会話している姿を何度も見てきました。
もしあなたが今、
「自分にもできるだろうか」
と迷っているなら、 ぜひ一度ご相談ください。
あなたの新しい一歩を、心から応援しています!


