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アクティブガールズのケンブリッジ合格を応援します!
皆さんはケンブリッジ英語検定ってご存知でしょうか。
簡単には、ヨーロッパ版の英語検定のようなものです。
リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング、
全技能について試験が実施され、マークシートではなく全て筆記なので、
本当の実力が問われる試験です。
英語力を測定するための世界的に認知されている試験で、歴史は約110年もあり
ヨーロッパ圏では高い評価を得ている英語力判断テストです。
因みにレベル設定は5段階、下からPET→KET→FCE→CAE→CPEです。
一般的にはFCE以上が履歴書に書けるレベルとされています。
全く英語初級くらいのレベルからスタートした学生さんが、
1年間みっちり語学学校に通われることにより、終盤でFCE合格という目標を設定される方も少なくありません。
ケンブリッジ英語検定試験は、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能すべてを対象とし、
筆記による解答が求められるため、受験者の実践的な英語能力が試されます。
特に英語圏やヨーロッパ諸国では、英語を日常的に使用する仕事や教育の現場では、
ケンブリッジ英語検定に合格していることが大きなアドバンテージとなります。
日本では、TOEIC試験が主流ですが、ここでは、ケンブリッジ英語検定試験について
メリット、TOEICと何が違うの?について詳しくご紹介したいと思います。
ケンブリッジ英語検定ってどんな試験?
レベルは下から順に、
KET(Key English Test)
FCE(First Certificate in English)
CAE(Certificate in Advanced English)
CPE(Certificate of Proficiency in English)です。特にFCE以上のレベルに合格していると、英語力を証明する資格として
日本でも中学校や高校で導入されており、英語教育において
英語試験とされています。
ケンブリッジ英語検定試験は合否判定
ケンブリッジ英語検定試験の合否評価はA~Eの5段階で、A、B、Cが合格、
D、Eが不合格です。
ケンブリッジ英語検定(Cambridge English Qualifications)の合格スコアは、
CEFRと呼ばれる、外国語の運用能力・熟達度を評価するグローバルスタンダードな指標で
各レベルの試験に応じて以下のように表されます。
NHK英語教育番組でもこのCEFRを英語基準として取り入れてますね。
主な試験レベルとスコア範囲:
A2 Key(KET):CEFRのA2レベルに相当し、基礎的な英語力を証明する試験です。
合格スコアは120~139。
B1 Preliminary(PET):CEFRのB1レベルで、日常会話ができる基礎力を示します。
合格スコアは140~159。
B2 First(FCE):CEFRのB2レベルに対応し、仕事や学業での英語力を評価します。
合格には160~179のスコアが必要です。
C1 Advanced(CAE):高度な英語力を評価する試験で、
スコアは180~199で合格となります。
大学入学や専門的なビジネス環境での英語使用に適しているとみなされます。
C2 Proficiency(CPE):最も難易度が高く、CEFRのC2レベルで、スコア200~230が合格基準です。
母国語話者と同等の英語力ですね!
このように、試験ごとに異なるスコア範囲が設定されており、
受験者はそれぞれのレベルに応じた目標スコアを目指します。
FCE(First Certificate in English)は、英語中級者向けの試験であり、実際に仕事や学業で
英語を使う上で必要な能力が測定されます。
実際には、英語初級レベルからスタートした学生が、1年間の英語コースで学ぶことで
FCEレベルに到達することが目標として設定されることが多いです。
語学学校では通常、基礎的な英語力を身につけた後、最終的にFCE合格を目指すコースが提供されており、
最後の3ヶ月間でFCE対策に特化した授業が行われることが一般的です。
公式テストは年に数回行われ、世界中の多くの都市で受験することができるため、
受験者は自分のペースで準備を進めることが可能です。
また、オーストラリアの語学学校の多くが、学校キャンパスを公式試験会場としており
コースを受講した学生は、その場で試験を受けることができます。
ケンブリッジ英語検定とTOEICの違いは?
どちらも国際的に認められている英語能力試験ですが、目的や評価方法、
スキルのカバー範囲が異なります。
1. 目的と評価基準
ケンブリッジ英語検定は、英語を母語としない人が、英語をどの程度自然に
使いこなせるかを評価する試験です。
試験には5つのレベルがあり、受験者の英語能力に応じて選択されます。
具体的には、KET(初級)、PET(中級)、FCE(中上級)、CAE(上級)、CPE(最上級)という段階で、
それぞれがCEFR(ヨーロッパ共通言語参照枠)のレベルに対応しています。
ケンブリッジ英検は、特定のスコアに基づくものではなく、試験合格によってそのレベルの英語力を持つと認定されます。
一方、TOEICは、ビジネスや日常のコミュニケーションで使える英語力を
評価することに特化しています。
TOEICのスコアは、リスニングとリーディングで計990点満点であり、ス
コアの高低に基づいて受験者の英語力が判断されます。特定のレベルに「合格」する形式ではなく、
取得したスコアがどの程度の英語力を持っているかを示します。
2. 試験の構成
ケンブリッジ英検では、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能が
すべて筆記形式または対面形式で実施され、実際に使える英語の総合力を試す内容となっています。
マークシート方式ではなく、ライティングやスピーキングでは、自己表現力や
コミュニケーション力が評価されます。
対してTOEICは、主にリスニングとリーディングが中心です。
マークシート方式で、リーディングは英文法や語彙力を問う問題が多く、リスニングでは
会話やナレーションを聞き取る力が求められます。
3. 試験の使用目的
ケンブリッジ英語検定は、就職や大学入学の際にも活用されることが多く、その試験結果は生涯にわたり有効です。
FCE以上のレベルは、履歴書に書くことで信頼性の高い英語力をアピールできます。
TOEICは、主にビジネス英語を評価する試験として、企業の採用や昇進基準に
利用されることが多いです。
試験結果は2年間有効でありことから、TOEICのスコアは「現在の英語力」を示す目安として重視されます。
特にアジア地域や日本では、TOEICスコアがビジネスシーンでよく使われています。
ケンブリッジ英語検定試験のすすめ
ここまでケンブリッジ英語検定試験についてご紹介しましたが、
アカデミック?大学進学や専門職に有利?
ちょっと敷居が高いかな、と思われたでしょうか。
いいえ、そんなことはありません!
つまり、このケンブリッジ英語検定試験対策コースで学ぶことで、英語で色んなシーンでの
自己表現ができるようになるのです。