スーパーから海老を持って帰ってしまった話。

こんにちは、ミクです。
今日は私の話ではないのですが、
身近な語学留学経験者から聞いた留学中のハプニング(彼にとっては大事件)について
ブログ記事にしてみようと思います。

 

彼はロンドンへ1年弱くらい留学していたのですが、
ある時家からかなり遠い場所(電車で片道40分くらい)のスーパーで買い物をしたそうです。
まだ英語も良く分からない時のことです。

海老の入ったパックを購入しようとしたところ、
1パック3ポンド、でも2パック買うと合計4ポンド。

これは2パック買わねば!と思って2パック手に取ったのは良いのですが、
何かを勘違いし、セルフレジで1パックしか通さなかったのです。

勿論、バーコードを通さずに持ち帰ろうとしているので、
レジがエラーを起こします。

既にオーストラリアでセルフレジを使ったことのある方はご存知だと思いますが、
レジを通した商品と、ショッピングバッグに入っているものの重量が違うと、
係員の方を呼ばなければならないようになってしまいますよね。

そこで彼は係員の人を呼び、普通に解除してもらったらしいのですが、
その時点でもまだ1パック分しか計上されていない事にも気が付かず。
係員の人も気付かず。

結局1パック分の料金しか支払わず、
2パック持って帰ってしまったらしいのです。

 

そして家に着き、やっと何かおかしいことに気が付きます。
レシートを確認するとやっぱり3ポンドしか支払っていない。

「僕は海老を盗んでしまった…!?!?!?」

たった1ポンド(日本円で160円くらい?)ですが、
彼にとってはかなりショックだったみたいです。

私ならきっと「お店の人も気付かなかったなら、まぁ大丈夫か!」と、
そのまま食べてしまいそうなものです。
彼の話を聞いていても それはさすがに心配し過ぎでは!? と思ったのですが…。

しかし、彼は英語もろくにわからず慣れない外国で、
元々のおぼっちゃんな育ちも影響し、
スーパーの人にばれて窃盗扱いされる最悪のケースまで想像したみたいです。

因みにイギリスは結構厳しい国だそうで、防犯カメラも沢山。
仮に国内で犯罪歴がついたりなんかすると、
もう一生イギリスには入れてもらえなくなるんだそう。

それは困る!と思った彼はその後、
ドキドキしながらその片道40分の電車にまた乗り、スーパーに戻ることに。

エビと、お金と、パスポートと、英英辞書、英和辞書を抱えて。
(その姿を想像すると可哀想なような、でも何故か面白いような…)

スーパーに戻って事情を話すと、
じゃあ1ポンド払っといて。 それだけだったみたいです。
まぁそんなものですよね。

今となっては、これも日本に居れば経験することのなかった
留学中の良い経験だそうです。

留学生活を送っていると、
こんな小さな事件がたくさん待っています。

留学生たちは皆、それらをちょっとずつ自力で乗り越えて強くなっていくのでしょうか。
この彼とは留学前から知り合いでしたが、
留学前と後では私から見ると別人のように、色んな意味で大人になっていた気がします。

今後ご出発の方も、現地到着直後の方も、
これから色んなことがあると思いますよ。

この海老の話のように、当事者以外から見ると、
後から考えると全然たいしたことない話かもしれませんが、
当人にとっては大事件が発生するかも(?)しれません。

留学中はなかなか実感がわきませんが、
帰国後はきっと今より逞しい自分に出会えます。
楽しみにしていてください!

この記事を書いた人

Miku Shimoie / 下家 未来
大学卒業直前で休学して渡豪、当時はアクティブウーマンのお客さんです。
滞在後半でメルボルンへ移動し、そこで出会った人と路上演奏活動をしていました。
一度海外で長期生活を送ると、旅行の行先として外国を検討するのが何でもないことのように思えて不思議ですね。 最近はもっと沢山の場所を見てみたいなと、日々色々想像しています。 趣味は楽器とカメラです。


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