ずーっと同じ自分で居続けることは出来ない

こんにちは、ミクです。
今日はセミナーの日でした。
…が、しかし結局ご参加くださったのは5名だけでした。

でも私は、これはこれで話しやすくて良かったです。
20名もいらっしゃると、それぞれの方がなんで外国に行きたいのかとか、
順番にお話しを伺うことは難しいですし、
仮に聞けたとしても最後の方が話し終わる頃には
最初の方がおっしゃったことを忘れてしまいそうです。。

 

ということで…本日はそんな少人数セミナーだったのですが、
いつも私がセミナーの最後にお話しさせて頂いていることについて、
ちょっとブログにも書いてみたいなと思います。

 

遠くに行くことはある種の魔法で、
戻ってきたときには全てが変わっている。

この言葉、私のセミナーを聞いてくださった方は必ず目にした言葉だと思います。
私はこの言葉を、多分渋谷駅か電車の中か、どこかそんなところで発見しました。

 

それが何の広告だったのかは(多分旅行系?)忘れてしまったのですが、
発見したとき、私にとっては本当に印象的で、何故だか忘れられない言葉になりました。

 

セミナーでは、英語環境で暮らすことに慣れて帰国してみると、
日本語が通じる日本が楽に感じて、「これなら出来る」と思える幅が広がった。
同じ場所に帰ってきたはずなのに、随分違って見えた。…と、
ざっくりとはこんなことをお話ししています。

 

何がどう変わるのかは人それぞれだと思うのですが、
行って帰ってきたけど何も変わらない、元に戻っただけということは
絶対にないはずです。

 

これまで全く違う環境で生まれ育ち、
全然違う教育を受けてきた外国の学生さんたちと隣に並んで勉強をすると、
え、何でそこでそういう考えに…? と、
斬新であったり、時々理解不能なことに出会うかもしれません。

国籍関係なく友達が出来て、
●●人ってこうだよね。そんな偏見が無くなるかもしれません。

降りるバス停を間違えて迷子になってみたり、
スーパーのお肉の量り売りを注文するだけで緊張したり、
日本で暮らしていれば気を配りもしないようなところにドキドキがあります。

私の場合は、興味のないことでも誘われたら何でもやってみようと思い、
ビリヤードをやったり、スケボーに乗ってみたり(笑)
突然キリスト教の教会について行ってみたり、色々ありました。

これだけ刺激を受けておいて、
出発前と何も変わらない自分を維持するのは、逆に無理ですよね(・・;)!

 

私もいつの間にか20代後半なので、
周りの友達は結婚したり、逆に長年付き合った彼と別れたり。
転職したり、仕事辞めて地元帰っちゃったり。みんな色々です。
 

自分の変化ってなかなか気が付かないものですが、
日本にいる自分もきっと日々何かが変わり続けているんだろうなぁなんて思います。

そして、どうせ変わるなら人として面白い自分になりたいな~と、
時々ふと思い出したように気が付きます。

 

日本ではある程度、大人はこうでなくてはならないとか、
その年齢でそんなことは出来ないとか、やっちゃいけないとか、
何かそんな雰囲気や考え方もあるかなぁと感じますが、
オーストラリアではそのあたりがかなり柔軟な気がします。

 

本当はこう思ってた、こうなりたかった、これがやりたかった!
みたいなことって人それぞれあるのかと思いますが、
オーストラリアという場所やそこで出会う人達は、
それをいい意味で、人のことなんて気にしないでいてくれます。

 

このブログを今お読みの方は、
皆様オーストラリアに行きたくて行く方のはずです。
オーストラリアなんて絶対行きたくないのに、強制送還されそう!!
みたいな人はいないと信じています。

 

行きたい!という気持ちに従って動いた方には、
きっと次の出会いが待っているはずです。

沢山の出会いによって、自分自身の何がどう変わるのか、
楽しみにしていてくださいね。

 

すっかり長くなってしまいました。。

突然寒くなったのでご自愛ください~!

この記事を書いた人

Miku Shimoie / 下家 未来
大学卒業直前で休学して渡豪、当時はアクティブウーマンのお客さんです。
滞在後半でメルボルンへ移動し、そこで出会った人と路上演奏活動をしていました。
一度海外で長期生活を送ると、旅行の行先として外国を検討するのが何でもないことのように思えて不思議ですね。 最近はもっと沢山の場所を見てみたいなと、日々色々想像しています。 趣味は楽器とカメラです。


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