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「このまま年を重ねていくだけなのだろうか」と感じていませんか?
50代、60代になると、ふとした瞬間にこんな気持ちになる方が多くなります。
「このまま年を重ねていくだけなのだろうか」
「何か新しいことを始めたいけれど、もう遅いのではないか」
「挑戦してみたい気持ちはあるけれど、失敗したくない」
留学カウンセリングをしていると、このような言葉をよく耳にします。
特に、長年家庭を支えてきた専業主婦の方や、事務職としてコツコツ働いてきた女性ほど、「今さら自分のために何かをする」ということに、少し罪悪感を感じてしまうこともあるようです。
ですが、人生は思っているより長い時代になっています。
少し立ち止まって、自分の人生を振り返ってみてください。
これからの時間は、本当に「残りわずか」なのでしょうか。
実は、多くの方が思っているよりも、これからの人生は長く続いていきます。
女性は更年期をきっかけに「人生の有限」を感じやすい

50代前後になると、多くの女性が更年期を迎えます。
体調の変化や、子育ての一区切り、親の介護など、人生の環境が大きく変わるタイミングでもあります。
そのため、
「人生って有限なんだな」
「今まで家族のために生きてきたけれど、これからはどう生きよう」
と、人生について考えることが増える方がとても多いのです。
実際、心理学の分野でも 中年期は人生の意味や方向性を見つめ直す時期とされています。
つまり、「何かしたい」「変化が欲しい」と思うのは、決して特別なことではありません。
むしろ、とても自然な感情なのです。
「このまま老いていくのか」という不安は誰にでもある
多くの方が心のどこかで思っています。
「このまま何も変わらず年を取っていくのだろうか」
けれど、冷静に考えてみてください。
50歳なら、平均寿命まで 30年以上あります。
60歳でも 20年以上あります。
つまり、人生はまだまだ続いていくのです。
もし今から何か新しいことを始めたとしても、
・10年
・20年
・30年
と、その経験を楽しむ時間があります。
たとえば、英語です。
「英語を今から始めても遅いのでは」
と思う方もいますが、仮に50歳から英語を始めても、10年後は60歳です。
20年後は70歳です。
英語ができる状態で70歳を迎えるのか、
それとも「やりたかったな」と思いながら70歳になるのか。
その差はとても大きいのではないでしょうか。
留学は「若い頃やってみたかったこと」の代表
留学カウンセリングをしていると、50代・60代の女性からよく聞く言葉があります。
それは、
「若い頃、留学してみたかったんです」
という言葉です。
学生の頃に留学したいと思っていても、
・就職
・結婚
・子育て
・仕事
などの理由で、実現できなかった方はとても多いのです。
そして子育てが落ち着き、時間ができたときに思うのです。
「今ならできるかもしれない」
実際、留学には 時間・お金・健康の3つが必要です。
若い頃は時間はあってもお金がありません。
働き盛りの40代はお金はあっても時間がありません。
しかし50代・60代になると、
・子育てが終わる
・仕事の責任が減る
・時間に余裕ができる
という方が多くなります。
つまり、人生の中で 一番挑戦しやすいタイミングとも言えるのです。
人生が長くなったことで「退職後の時間」が増えている

昔は「定年後は余生」という考え方がありました。
しかし今は違います。
平均寿命はどんどん伸びています。
日本人女性の平均寿命は 87歳以上と言われています。
もし60歳で退職した場合、その後の人生は 約25〜30年あります。
これは、もう一つの人生と言ってもいいくらい長い時間です。
その時間を
・テレビを見る
・家事をする
・買い物に行く
だけで過ごすのか、
それとも
・英語を学ぶ
・海外に行く
・新しい友達を作る
・新しい世界を見る
という時間にするのかで、人生の充実度は大きく変わります。
たとえば、海外留学は単に英語を学ぶだけではありません。
新しい文化に触れたり、
世界中の人と出会ったり、
自分の価値観が広がったりします。
これは旅行ではなかなか得られない経験です。
50代は実はまだまだ若い

筆者は現在50代ですが、周りに80代の方がとても多いです。
テニス仲間のおじさんたちです。
みなさん、とても元気です。
普通にテニスをして、笑って、冗談を言って、元気に動き回っています。
年齢を聞くまで、正直「80歳」とは思えないほどです。
ラケットを振るスピードも速いですし、コートの端から端まで走っています。
試合が終わると、みんなで冗談を言い合いながら笑っています。
毎朝4キロ歩く、という83歳の男性もいます。
その姿を見ていると、ふと思うのです。
「80歳って、こんな感じなんだ」
若い頃は、80歳というと、もっとおじいちゃんで、「老人」というイメージがありました。
けれど実際に80代の方と日常的に接していると、そのイメージは大きく変わります。
もちろん個人差はありますが、元気な方は本当に元気です。
スポーツをしたり、趣味を楽しんだり、旅行に出かけたりと、とてもアクティブに生活しています。
そう考えると、50代はまだまだ若いと感じます。
もし80歳まで元気に動けるとしたら、
50歳から 30年あります。
30年という時間は、とても長いです。
30年前といえば、まだインターネットも今ほど普及していない時代です。
そのくらいの時間が、これから先にもあるということです。
30年あれば、英語を学ぶこともできますし、海外に住むこともできますし、新しい仕事を始めることだってできます。
例えば、今50歳から英語を始めたとしても、60歳になる頃には10年の経験があります。
70歳の頃には20年です。
もしその20年間、英語を使いながら海外とつながって生活していたら、人生はどれだけ広がっているでしょうか。
海外に友人ができたり、定期的に海外を訪れるようになったり、現地で短期留学を繰り返したり。
そうした新しい経験は、人生をとても豊かなものにしてくれます。
逆に、「もう遅い」と思って何もしなかった場合でも、時間は同じように過ぎていきます。
10年後、20年後になって、「あのときやっておけばよかった」と思う方も少なくありません。
だからこそ、私は思うのです。
50代は「人生の終盤」ではなく、まだまだこれからの年代です。
よく言われますが、まさに「折り返し」なのです。
まだ半分もあるんです。
体力もありますし、行動力もあります。
そして、人生経験も十分にあります。
若い頃とは違い、自分が何をしたいのか、何が好きなのかも分かっている年代です。
だからこそ、挑戦するにはとても良い時期なのです。
つまり、人生後半は 思っているより長いのです。
そして、その長い時間をどう使うかによって、これからの人生の楽しさは大きく変わっていきます。
子供が独立すると「自分の時間」が増える

50代・60代の女性の人生には、大きな変化があります。
それは 子供の独立です。
子供が小さい頃は、毎日とても忙しい生活を送っていた方が多いと思います。
・送り迎え
・食事の準備
・学校行事
・習い事
・塾の送り迎え
・家事
など、気が付けば一日があっという間に終わってしまうことも多かったのではないでしょうか。
特に母親は、家族の生活を支える中心の存在です。
朝から夜まで、家族のために動き続けていたという方も少なくありません。
しかし、子供が成長して大学へ進学したり、就職したり、家を出て独立したりすると、生活のリズムは大きく変わります。
今まで当たり前のようにあった
・送り迎え
・家族の食事の準備
・学校や部活の予定
といったものが、少しずつなくなっていきます。
すると、ふと気づく瞬間があります。
「自分の時間が増えた」
ということです。
それは決して悪いことではありません。
むしろ、これまで家族のために頑張ってきた女性にとって、ようやく自分の時間を持てるタイミングとも言えます。
しかし同時に、
「これから何をしたらいいのだろう」
と感じる方も少なくありません。
さらに、夫が定年退職して家にいる時間が増えると、生活のリズムはまた変わります。
今までは仕事に行っていた夫が、毎日家にいるようになると、
「少し一人の時間が欲しい」
と感じる方も多いのではないでしょうか。
これは決して珍しいことではありません。
長年それぞれの生活リズムで過ごしてきた夫婦が、突然ずっと一緒にいるようになると、戸惑うこともあるものです。
そんなときに、
・趣味
・学び
・友人
・目標
といったものがあると、生活はとても充実したものになります。
例えば、
英語を勉強する
海外に短期留学する
新しい友人と出会う
趣味を始める
など、何か夢中になれるものがあると、毎日に楽しみが生まれます。
逆に、特にやりたいことがないまま時間だけが増えると、生活は単調になってしまいがちです。
朝起きて、家事をして、テレビを見て、買い物に行って、また一日が終わる。
そんな毎日が続くと、
「このままでいいのかな」
と感じる方も出てきます。
だからこそ、子供が独立した後の人生は、自分の人生を考えるとても良いタイミングでもあるのです。
今まで家族のために使ってきた時間を、これからは少しずつ自分のためにも使ってみる。
そうすることで、人生はさらに豊かで楽しいものになっていきます。
そして、何か夢中になれるものがあると、人はとても生き生きとします。
新しいことに挑戦したり、新しい人と出会ったりすることで、人生にはまた新しい楽しみが生まれていくのです。
人生後半は「新しい挑戦」をする人も多い

私の友人に、専業主婦だった女性がいます。
息子が3人いるお母さんでした。
子供たちが小さい頃は、ずっと家庭中心の生活でした。野球部だった息子3人のために
毎日毎日、洗濯とご飯に明け暮れていました。
しかし、子供が20歳を超えた頃から、少しずつ変化が起きました。
自分の経験を活かして
・子育てブログを書く
・心理学セミナーに通う
・自分自身が子育てセミナーの講師になった
そして今では、子供たちが全員独立し、
全国を飛び回る講師として活動しています。
とても忙しそうですが、とても楽しそうです。
専業主婦だった彼女が、自分で稼いで自立しています。
人生は、いつからでも変えることができるのです。
まとめ:人生後半は「新しい挑戦」をする最高のタイミング
50代・60代になると、
「もう遅いのでは」
と感じてしまう方が多いです。
しかし実際は逆です。
人生が長くなった今、50代はまだまだ人生の途中です。
これから
・20年
・30年
という時間があります。
その時間をどう使うかで、人生の充実度は大きく変わります。
もし心のどこかで
「海外に行ってみたい」
「英語を学びたい」
「新しい世界を見てみたい」
という気持ちがあるなら、その気持ちはとても大切なサインです。
人生は一度きりです。
そして、何かを始めるのに 遅すぎることはありません。
小さな一歩で構いません。
まずは情報を集めることから始めてみてください。
あなたの人生が、これからさらに充実したものになることを心から願っています。
参考・出典
《出典》Average Life Expectancy in Japan(World Bank)
https://data.worldbank.org/indicator/SP.DYN.LE00.IN?locations=JP
《出典》Healthy Life Expectancy and Aging(World Health Organization)
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/ageing-and-health
《出典》日本人の平均寿命の推移(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life21/index.html


